火野正平が辿り着いた「解脱」の境地 昭和の色男が“11股交際”疑惑でも憎まれなかったワケ
「あちこちに何とかの火野正平っているけど、俺まだ生きてるからな」
そう言って、火野正平(73)は居並ぶマスコミ陣を笑わせたそうだ。
歌手として14年ぶりに新曲をリリースし、3月から全国5カ所でのツアーに出ることをPRした取材会が先日、開催。だが、大勢の記者に囲まれると、女性スキャンダルでワイドショーの主役だった往時を思い出したのか、こう言ったという。
「何十年か前のスキャンダルの時みたい。僕は何もしてません!」
とはいえ、懐かしくもなったのか「梨元さん、いないの?」と、芸能リポーターの故・梨元勝さんのことを回想。仕事のロケから帰る寝台車までマイク片手に追いかけてきたこともあったそうで、そのとき「ああ、この人なりにやることやってるんだなって。戦友に思えてきちゃったんだよね」と往時を振り返った。
最近はNHK・BSプレミアム「にっぽん縦断 こころ旅」で、日本全国を自転車でめぐる姿がお茶の間に流れているが、かつては昭和のモテ男、プレーボーイとして数々の浮名を流したもの。