“アラ還”の帝王・竹内力が貫く流儀と若さの秘訣 暴飲暴食の日々から20kg減量で超健康体に
「ミナミの帝王」シリーズなどで知られ、「Vシネの帝王」とも呼ばれる俳優の竹内力(59)が久しぶりに民放ドラマに主演する。18日放送のドラマ「かっこいいスキヤキ」(テレビ東京系全国ネット、制作はテレビ愛知)。
同ドラマは「孤独のグルメ」の原作者である久住昌之と作画・和泉晴紀による分析爆走一人称漫画が原作。トレンチコートがトレードマークの男が自らの流儀や計算にこだわるも、裏切られ葛藤する様子が描かれる。滑稽なのにいとおしい主人公のジェームス本郷を演じる竹内に、自身の流儀や来年で還暦を迎えるとは思えない若さと健康の秘訣を聞いた。
「年を取るとどうしても守りに入るから若い人とは積極的に交流して刺激をもらうようにしてるんだ」と話す竹内力。
鋭いまなざしは“帝王”そのものだが、柔らかな物腰が印象的だ。
「踊る方のクラブにも誘われて行ったら面白くてね。昔でいうディスコだよね、踊りまくってるよ。生きてて楽しいよね。年上だからって説教なんてしないけど、芝居がうまいだけじゃダメだし、一人の人間としてむなしくないかとは言うよ。俺自身が人との出会いに助けられてきたから、そうした思いは伝えたいよね」