“アラ還”の帝王・竹内力が貫く流儀と若さの秘訣 暴飲暴食の日々から20kg減量で超健康体に

公開日: 更新日:

「12年前にたばこもやめたし葉巻もやめた」

 年を重ねることで健康への意識も大きく変化したという。

「経営者とかの友達も多いんだけど、この年になると年に5人くらいは亡くなるんだよ。それがショックでね。昔というか30代、40代は暴飲暴食もいいところで、メシ食って、クラブ、バーをハシゴしてカラオケ。で、最後はサウナで締める毎日だったからね。俺、懐メロとかムード歌謡とか歌うの好きなんだよ(笑)。で、ピーク時は体重が92.5キロ。撮影の時にスタントマンなしでむちゃもしてきたから首と腰もガタガタで首は3回も手術しているし。

 だけど人生を楽しむためには健康第一。12年前にたばこもやめたし葉巻もやめた。3カ月に1回は検査もするし、年に1度は必ず人間ドックと脳ドックも受けてるよ。朝は牛乳とかヨーグルトとか軽めのものにして腹がすくまで食べない。晩飯もゆっくり食べて料理を味わう。量が多くて食べ残しても毒だと思って無理に食べない。おかげでいまは72キロ。これを維持したいね」

 “ミナミの帝王”も変われば変わるものである。

「ちょっとドラマの宣伝も頼むよ。主人公のジェームス本郷は気取った二枚目じゃなくて、かっこいいつもりがどこかおかしい愛すべきキャラクター。ハーフという設定にしたのは俺のアイデアでね。笑えて、しかもタメになるのがこのドラマなんだよ。今回は単発のスペシャルドラマだけど将来的には『孤独のグルメ』みたいにシリーズ化も考えてるんだ。放送が夕方4時というビミョーな時間だから録画予約よろしくって書いといてね。ヨロシク!」

(聞き手=米田龍也/日刊ゲンダイ)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド