福地桃子は父の名に頼らなかった“隠れ2世” 大河「鎌倉殿の13人」好演でブレークの必然
俳優の哀川翔(61)の5人きょうだいの末っ子である女優の福地桃子(24)が活躍の場を増やしている。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、三浦義村(山本耕史)の娘で、北条泰時(坂口健太郎)の妻である初を好演している。4日放送の第34話では、父である北条義時(小栗旬)の非情なやり方を、本人を前になじった北条泰時に、思わずビンタをお見舞い。初の内に秘めた優しさと強さを感じさせる印象的なシーンを演じた。
5日には、都内で行われた主演映画「あの娘は知らない」(9月23日公開)の完成披露試写会に登壇。さらにこの7月期は、深夜ドラマ「消しゴムをくれた女子を好きになった。」(日本テレビ系)にもヒロイン役で出演している。こちらもSNS上では、「なにわ男子目当てで見始めたが、福地桃子ちゃんが思った以上にいい」などの意見が出ており高評価だ。
福地は2016年、「哀川の次女としてではなく、本名の福地桃子として女優になりたい」として、父とは別の事務所で、憧れていた新垣結衣が所属するレプロエンタテインメントからデビュー。当時、哀川の娘であることは公にしていなかったが、若手女優として、自然体の演技や飾らない人柄が注目されていた。
2017年、フジテレビのバラエティー番組「良かれと思って!」での親子共演を機に、哀川の次女であることを公表。「父がVシネマの帝王ならば、私はいろんな役をこなせる女優、カメレオンの女王になりたいです」と語っていた。