NHK「らんまん」コミカルな“寺脇”蘭光先生との別れに涙…再会を望む声続々
幼い万太郎を残してお母ちゃんとの別れからはじまった、朝ドラ『らんまん』は、寂しい展開でスタートした。9歳になった万太郎(小林優仁)。武士のための学問所、名教館へ通うことになって、学長である蘭光先生(寺脇康文)と出会う場面でパアっと明るくなった。頭はボッサボサで、異様な風貌に興味津々。万太郎は「学ぶ」楽しみを蘭光先生から教えてもらうことに…。(以下、ネタバレがあります)
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その後、名教館に通い始めて3年が経ち、万太郎は学校一番の秀才となった。しかし造り酒屋の当主としては残念ながら失格。本を買うために大金を使ってしまい、酒蔵を切り盛りする祖母・タキ(松坂慶子)の心配は深まるばかり。
そんな中、学問所が廃止され新政府による小学校がはじまることに。蘭光先生も佐川村を離れることになった。「嫌じゃ!嫌じゃ」と蘭光先生に抱き着いて別れを悲しむ様子には、父子を思わせ視聴者も涙。そこで蘭光先生は万太郎と武士の息子・祐一郎(岩田琉生)を山林へ連れ出した。いわゆる林間学校である。魚を釣った後、夜の焚火は今でいうキャンプ。焚火をすると自然に心が落ち着いて、不思議と幸福感に包まれるもの。きっと3人とも忘れられない思い出になったのだろう。そういえば、万太郎と祐一郎は出自の違いで仲が悪いところからはじまったが、学校に慣れた頃には友達になれたみたいだ。どうやって仲良くなったのだろうか。