ジャニーズ「冠番組打ち切り」「スポンサー離れ」の重大局面…ジュリー社長“ゼロ回答”のツケ
一社が動くと右へ倣えに…
一方、共同通信は15日、ジャニーズタレントをCMで起用する企業は「『世間の反応をみながら対応を決める』(製造業)と現時点では状況を注視する企業が多い」として、「アサヒグループホールディングス、日清オイリオグループは『性加害が事実であれば遺憾』などとコメントした。両社とも直ちにCM放送を中止しない方針で、日産自動車も慎重に状況を見守る方針という」と報じている。さるキー局広告関係者はこう話す。
「性加害問題に対する世間の視線がますます厳しくなる中、企業にとっては“ジャニーズのタレントを起用していることは性加害を容認していることになる”などと騒がれ、国際的な非難にさらされる事態は絶対に避けたい。一社が動くと、右へ倣えで、全社が動くと思います。ジャニーズサイドとしては、そうならないために、東山紀之が21日放送の『サンデーLIVE!!』で言及したとおり、一度、現体制を完全解体し、コンプライアンス重視の新しい組織を再構築するくらいの覚悟をしなければ存続は危ういのではないでしょうか」
ジュリー社長の退任もありうる展開だ。