離婚発表の広末涼子「芸能界復帰」に明るい光…明石家さんま“鶴の一声”で潮目に変化

公開日: 更新日:

「過去の自分に救われた」

 元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏は「さんまさんの“鶴の一声”で潮目が変わった」とこう続ける。

「さんまさんが笑いに変えてくれたおかげで、話題に触れることがタブーじゃなくなった。危機管理面からすると、当事者が余計なことを言うと長引くし、真正面から擁護しても反感を買う。そんな中で笑いに変える絶妙なアシストは、ベテランのさんまさんならでは。今後は、今回のスキャンダルを話題にしやすくなり、イジりながらテレビ番組に出演することも可能になる。きっかけさえあれば女優復帰もやぶさかではないですし、今回の経験も演技に生きてくるでしょう」

 広末とはドラマ「世界で一番パパが好き」(フジテレビ系)で親子役を演じ、さんまは、学校帰りに急いで撮影現場にやってくる姿が印象的だったと当時のエピソードも明かしている。

「広末さんは過去の自分に救われたといっていいでしょう。やる気の有無は現場に伝わりますから、仕事に対する姿勢、まじめさ、当時の印象がすこぶる良かったから、さんまさんも手を差し伸べたくなったのだと思います。料理の世界も芸能に似ているところがあり、真摯にやっていれば誰かしら手を差し伸べてくれる人が出てくるはず。ですが、鳥羽さんは目に見える救いの手はゼロ。私も事務所が近いのでsioの前を通るのですが、厨房に立っている様子は見ていない。数多く企業とコラボし、ご自身を過大評価されたのかもしれませんが、広末さんと鳥羽さんの2人の明暗が分かれた背景はそういった過去の真摯な取り組みにもよるのだと思います」(鎮目氏)

 救いの神・さんまが投げたチャンスボール。離婚で踏ん切りがついた広末の女優復帰は思いのほか早まりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」