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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニーズ事務所「性加害問題」への“後手後手感”…広末涼子の事務所とはあまりにも対照的

公開日: 更新日:

■「知らなかった」発言で火に油

 ようやく対策に乗り出したジュリー社長。5月14日に動画と文書で謝罪と見解を述べたが、性加害を「知らなかった」と発言し、火に油を注ぐ結果になった。次に手を打ったのが、コロナ感染時に国が「政府分科会」を設立したように、ジャニーズも“第三者委員会”を設け、調査に乗り出している。

 今回の会見も委員会が背中を押したともいわれるが、問題は中身。もう動画は許されない。ジュリー社長の出席は当然だが“ジャニーズアイランド”社長であり現役タレントの井ノ原快彦の同席も望まれる。会見も質疑応答でなければ意味がない。ここまでやって事務所の姿勢、誠意は伝わる。

“ビッグモーター”の保険金不正請求問題では、世間の声に応じる形で、25日に社長は会見を開き謝罪。説明責任を果たした上で辞任を表明した。ジャニーズに対してもニュートラルな意見を期待したい。

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