「ジャニーズ性加害」民放キー局、大新聞文化部は未だにスルー、外圧でしか動かない日本社会の悪しき縮図

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 平本氏は「動じて応じる姿勢を見せてもらえないのなら、まだまだ続きます。これからもずっと」と続けた。国内がこの体たらくでも、外圧によって、変わる。そんな歴史を繰り返してきた国だからと、外圧に期待しているのだろう。

 国連の作業部会メンバーはジャニーズのみならず、日本芸能界に依然としてはびこるハラスメントにもメスを入れるという。芸能事務所、それと結託するメディア、さらに広告、政界まで利権でつながる闇の構図を浮き彫りにして欲しい。そして長年の膿を出し切る機会になることを期待する声なき声は、実際のところ、関係者の中にも少なくないのだ。

 奴隷契約ともいわれる芸能プロとタレントの契約。そうした力関係を背景にした、悪質なハラスメント。ごく一部の者が権力をかさに、性的搾取を繰り返してきた。ジャニーズ問題もその構図にあてはまる。まさに連綿と続く悪しき日本社会の縮図なのである。

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