ジャニーズの会見を危機管理の専門家バッサリ!「弁護士のフォローがなければ“20点”」の根拠
質疑応答における「質問はひとつまで」というスタイルにも問題があったという。
「まず前提を聞き、それに対して突っ込んだ質問をするのが普通です。時間をかけて十分に質問に答えるというのであれば、せめて2問以上にしておかないと。“一問一答”は聞いたことがありません。結局、何度も同じ質問を聞かれ、いたずらに時間がかかってしまうばかりで意味がありません」
白井氏はさらに続ける。
■「内容が全くない」
「3人とも、相手の目を見て、真摯な態度で答えていたことは評価できますが、内容が全くない。“これからしっかりと対応してまいります”“しっかり対話をして”“有識者の声も聞いてこれから考えます”などばかりです。さらに突っ込まれると“調査報告書が出たばかりで時間がなかったので”でした。単なる社長就任会見ではないのだから、もっと具体的な内容を準備するべきでした」
白井氏が特に気になったのは、東山が自分の性加害などを聞かれたくだり。