岡田准一“電撃退所”でアクション俳優としてハリウッド視野も…関係者からは「厳しい」の声
渡辺謙(63)は、ハリウッドスターの仲間入りをした03年公開の映画「ラスト サムライ」で第76回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。その後も、クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」(06年公開)に出演するが、どちらも日本を題材にした作品だ。渡辺は現在に至るまで、これらの作品を超える本格ハリウッド映画に巡り合えていないと言えるだろう。
「15年にミュージカル『王様と私』でトニー賞を受賞しましたが、英語がネイティブではないためアメリカ人には不評でした。『ラスト サムライ』もキャスティングプロデューサーの奈良橋陽子さんの力というのがもっぱらです。ロスを活動拠点にしている真田広之も岡田と同じくアクションを得意としてますが、脇役止まり。岡田のハリウッド進出は非常に厳しいと思われます」(前出・映画関係者)
11月30日いっぱいでジャニーズ事務所を去る岡田は、《静かに、強く、優しく、柔らかくを信条に粛々とクリエイティブにまっすぐ向き合うことで、いい時間を過ごしていただける作品をつくることができるように精進してまいります》とコメント。
クリエイティブという言葉を強調している岡田は、ジャニーズで培ったクリエイティビティをハリウッドで発揮することはできるのか。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)