《#ジュリーさんありがとう》がトレンド入り…藤島氏“神格化”でジャニーズ事務所は幕引き

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 ジャニーズ事務所は16日で、創業61年の歴史に幕を下した。この日、X(旧ツイッター)には、《ジャニーズ事務所ありがとう》と《ジュリーさんありがとう》がトレンド入りした。

 ジャニオタと呼ばれるファンからは、新会社「SMILE-UP.」で100%株式を保有する取締役・藤島ジュリー景子氏(57)への感謝の言葉であふれていた。

 ジュリー氏の先月7日の会見での涙をぬぐう姿や、今月2日の手紙が心に響いたのだという。

 1回目の会見では、ジュリー氏が「みんながそういうこと(性加害)があって今スターになっているわけではなく、ひとりずつのタレントが本当に努力して、そしてそれぞれの地位を勝ち取っている」と訴え、ファンの気持ちを代弁してくれたと絶賛。2回目の会見では、手紙を通して母親である故メリー喜多川氏との歪んだ母娘関係や自身のパニック障害について告白し、同情を買った。

「1回目の会見で彼女は被害者への謝罪よりも、所属タレントへの思いが全面に立った印象でした。涙をぬぐったのもそこだけ。ただ、ファンには被害者たちが“ジャニーズ事務所をイジメている”という構図に受け止めていますから、ジュリーさんの涙に感謝の声が相次いでいました。2回目は、副社長でタレントの井ノ原快彦(47)に手紙を代読させましたが、ここでも、被害者への思いは事務的に済ませ、身の上話が中心。しかも、会見は2時間しかないのに、長い文章で代読に時間が割かれました。ジャニー氏やメリー氏が悪いことは伝わりましたが、創業家として経営を引き継いだからにはジュリーさんにも説明責任はあります。結局、ジャニーズ事務所の創業家としてのジュリーさんは、言い訳ばかりで十分な説明は聞けずに終わりました。5月の時点で、性加害問題は『知らなかった』と動画謝罪で済ませたのが、彼女の姿勢でしょう。もっとも、極力矢面に立たずに、身の上話やタレント擁護をするスタンスが、ファンにはイメージアップになりましたが。結局、マスコミからのバッシングも、東山紀之社長(57)や井ノ原さんに集中したんですけどね……」(ジャニーズ取材をする週刊誌記者)

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