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高倉文紀美少女・女優評論家

札幌市生まれ。女優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がける。映画パンフレット、芸能プロダクション・企業向け分析リポートの執筆も担当。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

クラスメート役の菊地姫奈が醸す 過去のグラドルになかったノスタルジックな魅力

公開日: 更新日:

 小池栄子MEGUMI熊田曜子ら、パワフルでワイルドな巨乳アイドルがグラビアで人気を集めた時代とは違って、このところ雑誌グラビアがきっかけとなってブレークしたのは、現在は女優として活躍中の吉岡里帆・大原優乃・武田玲奈、コスプレーヤー出身のえなこら、いずれも「グラビアっぽくない」子たちで、そのギャップが人気を集めた。

■特技は「大正琴と弓道」

 菊地姫奈も、透明で清楚な存在感の中に、10代のころの石原さとみを彷彿させる繊細さとはかなさを秘めていて、今までのグラビアアイドルにいなかったタイプだ。特技は「大正琴と弓道」で、ともに純和風系なところも、イメージにぴったり。

 彼女はこれまで、いろんな場所で雑誌グラビアや写真集の撮影をしてきた。茨城育ちの素朴さがあるだけに、南の島などの自然の風景も似合うが、その個性的なルックスには、昭和の面影を残したノスタルジックな商店街、幻想的な美しさを見せる工場街の夜景など、ちょっと影のあるロケーションも似合いそう。

 そういうふうに風景の中に立ったときのイメージを想像させるノスタルジックな魅力は、間違いなく女優向きだ。

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