映画「アナログ」は故・竹内結子さんがヒロインだった…原作ビートたけしが演技力にベタ惚れ
10月6日から公開されている、ビートたけし(76)初の恋愛小説を映画化した二宮和也(40)主演の「アナログ」。波瑠(32)が演じるヒロインの美春みゆき役は当初、故・竹内結子さん(享年40)が演じる予定だったことが関係者への取材で明らかになった。
「アナログは17年に新潮社から出版され、しばらくして映画化が決まった段階で、たけしとタカハタ(秀太)監督はヒロインは竹内さんで、ということで進めようとしていました。きっかけは、たけしが竹内さんと共演した14年放送の松本清張スペシャルドラマ『黒い福音』(テレビ朝日系)で、竹内さんの演技力にたけしがほれ込んだからだと聞いています。しかし残念ながら、3年前の9月に竹内さんが急逝したことで、ヒロインは波瑠に代わったと聞いています」(たけしの元事務所関係者)
「アナログ」は携帯電話による気軽に連絡がとれるようになった現代にあえて、「直接会う」と言うアナログ的価値観を貫く恋愛小説。今年6月には文庫化されている。