【追悼】もんたよしのりさん 最後の日まで貫いた渾身のロック魂…原点は神戸のダンスホール
この夏のライブの際は「生まれ変わったみたいな気持ちでものすごくワクワクしてる。あたらしい自分ができた。フレッシュやねん。今あるのは音楽をやりたいというエネルギーだけ」などと言い、さらなる音楽活動に意欲的だった。
「おれがはっきりと堂々と見せられるのは生きざまや」と前を向いていた。それが突然の訃報。
「ロックに真摯に向き合い、曲がらずに突き詰めた人だとおもいます。ボーカリストとして、すばらしかった。ソウル、魂で歌うタイプ。ご本人は気さくで優しいのですが、音楽の話になると熱くなり、あふれんばかりのロックスピリッツを感じさせた。そして、いくつになっても気持ちが若く、つねに新しいことに挑戦していた。亡くなってしまったなんて、いまだに信じられないでいます」(加藤氏)
残した楽曲の数々は世代を超えて永遠に歌い継がれていくだろう。