紅白歌合戦は今年も若い人向け? 70代でもパワフルな布施明と沢田研二が見たいのだけど
彼女はキャンディーズ時代に紅白出場経験はあるものの、解散後は女優業に転身していた。2019年にソロとして歌手活動を再開したところ、コンサートには昔からのファンが詰めかけ、アルバムも3枚リリースして実績を上げている。
今年は娘の趣里がNHK連続テレビ小説に出演していることから、伊藤の紅白出場のいいきっかけになったということだろう。個人的にはキャンディーズ時代のメドレー「年下の男の子」「春一番」「暑中お見舞い申し上げます」「微笑がえし」などを歌ってもらいたい。
■70代でも「まるで全盛期」の凄い声量
そして僕がぜひ出場してもらいたい、多くの人に見て欲しいと思う歌手がふたりいる。布施明と沢田研二だ。
布施はもうすぐ76歳、沢田は75歳になった。ふたりとも精力的にコンサートツアーを続けていて、どの会場もファンで埋まっている。布施なんて、現在が全盛期じゃないかと思えるほどの、もの凄い声量で驚かされてしまう。
沢田もやはり声は出ているし、75歳の誕生日コンサートには、ザ・タイガースのメンバー、瞳みのる、森本太郎、岸部一徳がステージに上がった。ザ・タイガースはグループサウンズで最も売れたと言ってもいい。
布施も沢田も紅白を勇退した格好だが、時間も経ったことだし、70代のパワフルさを若い人にも見せつけるいい機会ではないか。「懐メロ番組じゃない」と批判されるかもしれないが、昔も懐メロのパートはあったのだから。