紅白歌合戦のオワコンの証明…トリが4年連続同じのマンネリで「見たくない年末特番」1位の納得感

公開日: 更新日:

 中高年世代ならほとんどが「そうだそうだ」とうなずくのではないか。

■最大の注目は「視聴率ワースト更新」

「実際のところ、関係者からも視聴率ワーストを更新するのではないかとの見方が広がっています。皮肉にも、それが最大の注目点、見どころにあげる関係者もいます。ちなみにワーストは2021年の番組後半、関東地区での34.3%(ビデオリサーチ調べ)。トリと大トリが4年連続同じ顔触れというマンネリぶりといい、ワースト更新の見方はさらに強まっていくかも知れませんね」と前出の記者は続けた。

 未成年者への連続性加害が明らかになった旧ジャニーズ事務所は、コンプライアンス的にもアウトだろう。しかし、いわゆるジャニタレには固定ファンがいて、出場すれば、そのファンたちはテレビの番組を合わせる。そうした固定票も見込めないのだから、青くなっているであろうNHK関係者の顔色も見ものか。

 冒頭のアンケートで「絶対見たくない特番」として、紅白をあげた理由では、まさに《マンネリ》や《見たいアーティストが出ない》というコメントが多かったそうだ。

 結局のところ、出場者の刷新もなく、これまでとの違いもたいしてないのだから、結果は推して知るべしか。「時代の風物詩」であった紅白は「オワコン」と指摘されて久しい。テレビ自体がネットに押され、劣勢がつづくなか、今回はそれを決定づける紅白になりそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に