女優・奈緒「時代が変わっても変わらないもの、尊いものってあると思うんです」
2024年も年初から大忙しだ。日刊ゲンダイ「昭和99年」新春号の表紙を飾ってくれた女優の奈緒さん(28)は1月15日スタートの新・月10ドラマ「春になったら」(カンテレ・フジテレビ系)で木梨憲武とダブル主演で親子役に。
“3カ月後に結婚する娘”と“3カ月後にこの世を去る父”が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間が描かれる笑って泣けるハートフルホームドラマというから楽しみだ。
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──3カ月は急ですが、20代のうちにやりたいことはありますか?
「地方に滞在したいですね。岡山に伊部という町があって、以前に映画の撮影でしばらくいたのですが、もう素晴らしくて。備前焼で知られる町なんですが、時間ができたら1カ月くらいゆっくり過ごしたいです」
──24年は昭和で換算すると99年。平成生まれの奈緒さんにとって昭和はどんなイメージですか?
「母とよく昭和歌謡を聴くので、歌や歌詞からイメージすることが多いです。かけがえのない時代といいますか、まっすぐでたくましいイメージがあります。吉田拓郎さんのアルバム『ah-面白かった』のアナログLP盤のジャケットに出演させていただいたご縁もあって、拓郎さんの歌は大好きです。
とくに『今日までそして明日から』が好きで、母と一緒にライブにも行かせていただきました。母は61歳なんですが、キャンディーズもよく聴いてます。いまの時代はとても便利な世の中ですけど、時代が変わっても変わらないもの、尊いものってあると思うんです。そういう気持ちをこれからも大事にしたいですね」