小島あやめさん“ラップ娘”と注目され20年…活動中も「オーディションにめちゃ落ちてつらいです(笑)」
今は女優として活動をしているのか。
「年に数回、イベントのMCや、お芝居の舞台に立っています。オーディションにめちゃ落ちてつらいですけど(笑)。実は、子役としてこの世界に入った時、本当はドラマに出て『この子、泣かせるな』と言われたかったんです。だから、周りの子役と同じように、フリフリのお洋服を着て、オーディションを受けて。でも、落とされることが多く、いつもサポートしてくれた母が『いつもの格好でいってみよう!』と言い出し、三つ編み、半袖、半ズボンで、普段遊びでやっていたヒップホップDJの真似をやり始めたら、オーディションに通るようになったんです。だから、思い描いていた芸能活動のイメージとは違いました(笑)。でも、いろんな経験をさせてもらい、財産になりました」
初心に返り女優を、というわけだ。大学時代は舞台サークルで活動を?
「いえ、演劇を授業の座学で学びましたが、サークルは『MDD』という100人以上会員がいる、大所帯のダンスサークルで活動していました。ダンスは子役になる前からヒップホップを始め、小学校4年から、マイケル・ジャクソンがやっていたようなポッピングというジャンルのダンスにのめり込んでいたんです」