映画「キングダム」最新作絶好調で“大沢たかお人気”再燃? 山﨑賢人もかすむ鬼気迫る演技に胸アツ
「ムキムキなイメージがなかった大沢さんですから、スクリーンで王騎として登場した瞬間は衝撃的でした。実際に目の前にするとあの肉体美はさらに圧巻で、同作に出演するほかの俳優さんたちも《自分も頑張らねば》と奮起した……そんな話も聞いています」と話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏。「大将軍の帰還」も劇場で鑑賞して大興奮したんだとか。
「肉体の変化も素晴らしかったですが、やはり大沢さんの芝居の巧みさが観客を熱狂させ、夢中にさせたのだと思います。鑑賞後に、《童、信》《ンフ》と王騎のモノマネをした人も多いはずです。要潤さん扮する副官に《騰》と呼びかける穏やかな声もいいですよね。主役はあくまで山﨑さんの信ですが、それがかすむほど、『大将軍の帰還』は完全に王騎の物語。大沢さんの鬼気迫る名演は邦画史上で語り継がれることとなるでしょう」
「大将軍の帰還」では吉川晃司(58)との一騎打ちシーンのド迫力ぶりも大きな話題になっている。
「2人は共に50代。それなのにあんなにも見る者の胸を熱くする闘いぶりを見せてくれるとは。大沢さんは一騎打ちのシーンについて、インタビューで《4、5日ぶっ通しで延々と朝から晩まで撮ってた》と語っています。さらっと話されてますが、特に大沢さんは鎧の重みがあるので、どれほど大変だったか……大ベテランの凄みを見せてくれる今作は、若者だけではなく40代、50代の心にも響くはず」(映画配給会社関係者)