杏がパリ五輪特需で「1人勝ち」? フランス在住の有名人で「若い世代の支持率が圧倒的」な深い理由

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「ミュージシャンで作家で、最近は画家でもある辻仁成さんも2003年に渡仏し、現地での暮らしぶりなどについて、今でも毎日のようにブログを更新しています。NHK BSでも辻さんの『パリごはん』という特番が季節ごとに放送されていましたが、残念ながら、現在はライブのために日本に戻ってきています。パリ五輪特需なんてことより、創作活動の方が忙しいようですね」(出版社編集者)

 そもそも杏のYouTubeの登録者数が約123万人に対し、辻のXのフォロワー数は38万人。文字通り“ケタ違い”ということはさておき、本人いわく「新参者」という杏に、ベテラン勢はすっかりお株を奪われてしまっている。

「ぶっちゃけ、若い人は中村さんと雨宮さんのアナウンサー時代のことも、辻さんのバンド時代のことも知らないでしょうしねえ」と、芸能ライターのエリザベス松本氏はこう続ける。

「今の40代、50代は彼女たちのパリでの暮らしぶりをテレビや雑誌などで垣間見て、フランスで遊んでみたいと憧れを持ったものですが、最近は海外に興味すらない若者も増えているようですし、とりわけ中村さんは生活レベルがケタ違い、別世界すぎる。生活に余裕がなさすぎて、憧れの対象にもならないのでは。実際には杏さんだって十分セレブなんですけど、もともと好感度が高い上、発信する内容が自然体で、キラキラしすぎていないから受け入れやすい。雨宮さんも、中村さんと比べたら、ファッションなんかも等身大に近い雰囲気で好感が持てますが、シングルマザーで3人の子育てに奮闘している杏さんの方が、身近に感じられる若い世代の支持率は圧倒的です」

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