Kōki,ハリウッド初出演作「Touch」アカデミー賞ノミネートの可能性も…工藤静香の夢がまた現実に
日本のメディアも、この結果に"大苦戦"とか"「大コケ」の可能性"と論評し、SNSでは《いつまでも親の敷いたレールの上を歩いているのも…何だかねぇ…》などと辛辣な声が目立つ。しかし現地の映画関係者を取材してみると、日本での評価とは裏腹に、KōKi,を評価する声が多いという。
「米国では『初めてこの作品でKōki,という女優を観たが、とてもチャーミングで英語も上手だね』『日本では大人気の、ロックスターの娘と聞いた。セレブリティのオーラがにじみ出ていて、すぐに虜になった』など、"将来の可能性を望める女優というコメント"が多い印象です」(現地映画関係者)
筆者が『Touch』の取材を重ねる中で驚いたのは、「来年のアカデミー賞にノミネートの可能性も…」という声が現地から聞こえたことだ。
「今、ハリウッドではちょっとした日本ブームが起きているんです。先日も第76回エミー賞のノミネーションが行われ、真田広之(63)がプロデュースと主演を兼ねた『SHOGUN』が、主要22部門、25ノミネートの快挙を成し遂げました。選考した審査員たちが、日本の歴史や風土にいかに高い関心を持っているかの何よりの証拠と言っていいと思います」(前出の映画関係者)