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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

「24時間テレビ」はやめられないが…せめて日本海テレビは放送すべきではない

公開日: 更新日:

 パリ五輪も最終盤に差し掛かり、大きな盛り上がりを見せてきたが、終わってしまえばその後のニュースは様変わりするだろう。政治ニュースでは、自民党の総裁選や立憲民主党の代表選、海外でもアメリカ大統領選で大騒ぎになるはずだ。

 芸能ニュースはどんなニュースが登場するか気になるところだが、必ず扱われそうな話題がある。8月31日、9月1日に放送される「24時間テレビ」(日本テレビ系)だ。

 “寄付金着服問題”で打ち切りにすべきとまで言われ、これまで何度も報道されてきた。昨年発覚したこの問題は、系列局の日本海テレビ(今年も通常通り放送)の元局長が寄付金を含む600万円余を横領していたことがわかり、今年7月に書類送検されたばかり。他にも司会陣として前面に押し出してきた旧ジャニーズタレントがいなくなったこと、猛暑のマラソンなどさまざまな面で議論を呼んでいる。

 とくに大問題なのは、やはり“寄付金横領”だ。以前も当コラムで書いたが、僕は日本テレビのワイドショーにいた頃、取材の打ち合わせで何度も24時間テレビのスタッフルームに行ったことがあって、部屋の奥に口をしっかり縛った大袋がいくつも積み重なっていた。集計日に間に合わなかった硬貨を「来年の集計」に加えるため、そのまま置いてあったのだ。

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