桜井ユキが6年前、松坂桃李と演じた激しい濡れ場…朝ドラ「虎に翼」“涼子様”で人気全国区に
NHK連続テレビ小説「虎に翼」の涼子様に泣かされっぱなしである。ヒロイン寅子(伊藤沙莉)の大学の同級生で男爵家の令嬢・桜川涼子は、家系を守るために法曹の道を断念させられて結婚、戦後は華族制度が廃止され、資産・借金をすべて処分して離婚し、お付きだった玉と新潟で小さな喫茶店を経営している。
「先月末の84話で、その玉との間にあった身分の違いを、『(対等な)親友になってくれませんか』という哀願に、『あなたはもう親友です』と答えて乗り越え、涙で抱き合うシーンで日本中が大泣きしたはずです。涼子様は初めに登場した時から、お嬢さま言葉で言うべきことは言う毅然としたところがありました。平民となっても上品で、したたかに生きる姿はステキです」(テレビ情報誌編集デスク)
涼子様の魅力は、演じている桜井ユキの好演が大きいが、涼子役に起用されていなければ、桜井ユキはいまだ“知る人ぞ知る、知らない人はまったく知らない”女優だっただろう。主演した「だから私は推しました」(NHK)、「ホスト相続しちゃいました」(フジテレビ系)はたいして話題にならず、月9の「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(フジ系)や「真犯人フラグ」(日本テレビ系)など話題作にも出演しているが、脇役のさらに脇といった役どころだった。