映画「侍タイムスリッパー」は必見! 時代劇と侍への愛があふれる快作
監督・脚本・照明・編集などを兼ねた安田淳一の「自主映画で時代劇を作ろう」という無謀な挑戦に対し、東映京都撮影所が特別協力。東映京都のスタッフも出演者も、脚本の面白さに引かれて作品に参加したというが、この時代劇への愛と娯楽作を作ろうとする熱意は半端なものではない。最近面白い時代劇がないと思っている方に、文句なくおすすめできる一本。17日からは東京・池袋シネマ・ロサ、30日から神奈川県・川崎チネチッタでの上映が決まっているが、もっと多くの人の目に触れてほしい拾い物の逸品だ。
(映画ライター・金澤誠)