お盆休みにパリ五輪の余韻を楽しむ映画5作品はコレだ 評論家が厳選

公開日: 更新日:

 数々の名場面を生んだパリ五輪が日本時間12日、ついに幕を下ろした。柔道女子48キロ級の角田夏実やスケートボード男子ストリートの堀米雄斗の金メダル獲得をはじめ、日本人選手が見事な活躍を見せてくれた。一方で、バスケットボールや柔道などにおける「疑惑の判定」、選手村の劣悪な環境、セーヌ川の水質といったさまざまな問題も噴出した。特に物議を醸したのは開会式の演出で、レオナルド・ダビンチの壁画「最後の晩餐」を想起させる演出には批判が殺到。ローマ教皇庁(バチカン)が抗議声明を発表する騒ぎになった。良くも悪くも世界の注目を集めたパリ五輪の余韻を楽しむための映画を紹介しよう。

■カトリック教会の猛反発を受けた「ダ・ヴィンチ・コード」

 まずは映画「ダ・ヴィンチ・コード」(ロン・ハワード監督、2006年)。ダン・ブラウンのベストセラー小説が原作で、五輪開会式の舞台にもなったルーブル美術館のシーンでこの映画は始まる。カトリック教会が隠し通してきた聖母マリアを巡る「キリスト教史最大の陰謀」を、「最後の晩餐」などをヒントにしてラングドン教授(トム・ハンクス)が解き明かす。超絶面白い映画だが、公開時にはカトリック教会の猛反発を受け、上映禁止国も相次いだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動