著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

ガクテンソクの舞台を2006年に初めて見た 印象は「とにかくツッコミがうまい」こと

公開日: 更新日:

 わかりやすいテーマ、当たり前のようにうれしそうに楽しそうにおかしなことを言う、よじょう君のひょうひょうとしたボケ。的確でボケの大きさに合わせたほどよいツッコミ。以前よりも格段に増したボケ数。小さなボケでもツッコミのワードで笑いを取るのが中心だった形から、ボケそのものでも笑いを取れるようになったことで“まんべんなく笑いが取れる漫才”へと進化し、今年の「THE SECOND」のネタを見て「第1期の完成形」ができたなぁと感じました。

「第1期の完成形」と書いたのは、これから年を重ねていくほどテーマも増えて、ボケ・ツッコミのバリエーションがさらに増えてくると思われるからです。狩猟免許を持ち、茶道もたしなむよじょう君、アイドルオタクでニュース大好きの奥田君。違う個性がますますぶつかり合って飛躍してくるであろうガクテンソクにさらに期待をしたいと思います。

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