川島明「ラヴィット!」打ち切り説も何のその 朝から笑える独自路線に社会と時代がすり寄って来た?
「でもよく考えたら、朝から笑いをもらえるって今のこのご時世、とてもありがたいことだと思うんです」と、芸能ライターのエリザベス松本氏はこう続ける。
「実際、私の周囲でも《最近、朝は『ラヴィット!』にチャンネルを合わせることが多い》という人が増えてきた。あまりにつらかったり怖くなったりするようなニュースばかりの毎日で、朝からわざわざそれらを目や耳にして心を不安でいっぱいになりたくない。私も含めて、そういう心理のようですね」
確かに、いかに大切なニュースでも、ひたすら暗い気分になりそうな内容は、わざわざ朝からテレビで見なくてもいい。スマホで軽くチェックぐらいで済ませたいという気分は、分からないでもない。
「それにMCの川島さんは番組スタート直後こそ《個性がない》なんて言われていましたが、今となれば安定感がありソツがないのは《さすが》でしょう。後輩芸人たちへのちょっと意地悪なツッコミが面白くって、いつも笑わせてもらっています。これから、という勢いある芸人さんたちを知ることができるのもいい」(前出のエリザベス松本氏)