川島明「ラヴィット!」打ち切り説も何のその 朝から笑える独自路線に社会と時代がすり寄って来た?

公開日: 更新日:

 笑えば免疫力が高まるというのは、知られた話。幸福感をもたらす「エンドルフィン」というホルモンが出るため、ストレス緩和にもなる。

「そういう意味では、朝から芸人さんたちが人々を笑わせようと奮闘する『ラヴィット!』は貴重な存在なのかも。番組がスタートした2021年よりも2024年の今のほうが国民の生活は厳しくなっています。意識しないと笑顔も出ない。だからこそ、何も考えずに笑えるこんな番組が朝にひとつぐらいあってもいいのではと思いますけどね」(テレビ誌ライター)

 そもそも、今や視聴率だけで人気度は図れない。「ラヴィット!」のTverお気に入り登録数は157万を超えている(11月7日現在)。

「報道色がない、速報性がないからこそ見逃し配信にも対応できる。アーカイブ性が高い方が強みになるし、収益にもつながりやすい。さらには音楽イベントや期間限定カフェを開催したりとファンサービスにも余念がありません。コロナ禍以降、むしろ社会や時代の方が『ラヴィット!』にすり寄って来ている感じすらしますね」(前出のテレビ誌ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末