渡辺大知「働きすぎ」じゃない? NHK大河+連ドラ2本を演じ分ける才能&親近感&エモい歌声の“隠れた主役”
史実では道長と行成は同じ年の同じ日に亡くなっている。「光る君へ」は主人公まひろ(吉高)と道長のソウルメイトの物語として知られているが、第43話放送後は《ソウルメイトの物語って、実は道長と行成のこと?》なんて声も上がっていた。渡辺が「光る君へ」の行成で、よりいっそう俳優としての存在感を視聴者に印象づけたといっても間違いないだろう。
ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「渡辺さんは2009年公開の映画『色即ぜねれいしょん』で俳優デビュー。演技未経験ながら、オーディションで2000人の中から主演に選ばれました。存在感は持って生まれたものなのかもしれませんが、どこか《クラスにいたよね、似ている子》と言いたくなる親近感がある。実際の渡辺さんは小顔で手足が長く抜群のスタイルが印象的。甘いけどちょっとハスキーな声もいいですよね」と話す。
「若草物語」ではハローワークで働く正規職員で、4姉妹の長女・恵(仁村紗和=30)と周囲に内緒で職場恋愛を続けている小川大河を。「ザ・トラベルナース」では若手外科医・小山衛を演じている。