M-1グランプリ審査員は“完璧な布陣”…ますます高まる「松本人志不要論」
専門家の目から見ても、“ナットクの布陣”。公正な審査が期待できる一方、松本人志に対してはこんな意見も。スポーツ紙芸能担当記者の話。
「決勝メンバーも若い世代になっているので、来年もこのまま今回の人選で続投したほうがいいんじゃないかと感じました。塙にしろ、若林にしろ、それぞれ松本の遺伝子を引き継いでいるし、若手はその世代を追いかけている。松本が戻りづらい状況になったのではないかと思いますね」
確かに、そもそも「M-1」の発起人だった島田紳助が、2011年の芸能界引退により、最後に審査員席に着いたのは10年の第10回大会。その後、11年から14年まで大会の休止期間があったが、15年に第11回大会が再開され、松本は16年の第12回大会からずっと審査員席に座っていた。島田紳助がいなくとも大会が成立してきたことと同様に、松本がいなくとも、今後、大会は成立するだろう。
「ワイドナショー」「だれかtoなかい」(ともにフジテレビ系)など、松本がMCを務めていた番組の打ち切りが発表される中、これでますますテレビ局の“脱・松本シフト”は加速するかもしれない。