前途多難の松本人志は「世界配信」に光明? ポルトガルはOKでも…米国進出はイバラの道のワケ
「松本人志の活動再開につきましては、関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます」
過去の飲み会における女性への性的強要を報じた「週刊文春」を提訴していたダウンタウンの松本人志(61)が、8日に訴えを取り下げ、《女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば》と条件付きで謝罪した。その松本の活動再開を吉本興業が模索し始めている。
しかし、民放テレビ局関係者はこれに懐疑的だ。
「松本さん側が訴訟を取り下げたと言っても、視聴者の脳裏には“疑惑”が残ったままの状態です。たとえ強制ではなかったにしろ、乱れた私生活がつまびらかにされたことで松本さんのイメージは確実にダウンしました。そんな松本さんの起用をスポンサーがすぐに認めるとは思えません。地上波での復帰はしばらく難しいでしょう」
その一方で浮上しているが、海外進出による復帰だ。すでに、松本自ら企画・プロデュースしたAmazonプライム・ビデオ配信のバラエティー番組「FREEZ」が、ポルトガル最大手テレビ局TVⅠにフォーマット販売され、6月から現地で放送が始まっている。本人が海外で芸能活動をスタートするわけではないが、この発表を受け、松本は活動休止中に「『ドキュメンタル』に続き自分の笑いが世界に拡がっていくことはうれしいです」と喜びのコメントも出した。