GACKTに続き優木まおみも…有名人がなぜ次々とマレーシアに向かうのか? コスパだけではない魅力
優木が今回マレーシアを移住先に選んだ理由はどこにあるのか。所属事務所に取材を試みたが回答がなかったため、マレーシア留学を専門に支援するマレーシア留学サポートセンターの斉藤高志代表に聞いてみた。
■教育熱心な国のうえ学費は日本の3分の1
「マレーシアが小さなお子さんがいる家族や高校生・大学生にも人気の理由は、教育レベルの高さとコストパフォーマンスの良さになります。マレーシア政府は教育に非常に力を入れており、イギリスやオーストラリアの名門大学、インターナショナルスクールを誘致し、そうした学校がマレーシアに分校を設けています。(マレーシアにいながらにして欧州式の教育を受けられる)学費は本国に比べるとおおよそ3分の1程度で、生活費なども含めても、質の高い教育を格安で受けられる点が魅力です。その他にも治安が良いことで安心して生活できる点や、親日的な国であることも大きなポイントです」
アジア圏ではシンガポールが移住先として人気だった印象もあるが……。
「当センターの調べでは、教育移住先・留学先としては17年ごろから少しずつ増えてきて、20年のコロナ禍で一旦減少するものの、22年から再び増加しています。最近の円安の影響で欧米やシンガポールなどの教育費、生活費が増加していることも、マレーシアを教育目的の移住や留学先に選ぶ人が増えている理由だと捉えております」(斉藤代表)