ドジャースに大谷&朗希“交互先発起用”のウルトラCプラン…チームにも2人にもプラス材料ばかり
右肘手術明けで投球イニング数が制限される大谷翔平(30)と、シーズンを通してローテーションを守った経験のない佐々木朗希(23)。
ともに160キロを超す速球と、スイーパーやスプリットといった鋭い変化球を武器にする。状態さえ万全なら、かなりの確率で結果を残す投手だが、シーズンを通してフル回転させるのはほとんど不可能だ。
ドジャースは先発が飽和状態だし、それならば2人を1人の投手として考える。大谷がローテに入っているときは、佐々木がローテから外れ、佐々木がローテにいるときは大谷が外れる--そんなプランが現実味を帯びてきた。
ドジャースは日程に余裕のある4月を先発5人で回すことが決まっている。山本由伸(26)、佐々木、スネル(32)、グラスノー(31)の4人はほぼ確定。5人目を故障明けのゴンソリン(30)とメイ(27)が争う図式だ。
大谷の投手復帰は遅くても、5月に入って6人ローテになるタイミングだろう。開幕から打者との二刀流枠で、最大13人と決まっている投手陣の枠に入らない大谷は、極力、投手として起用した方が得策。大谷を投げさせることによって、ドジャースの投手陣は他球団より1人多い14人になるからだ。