カンテレ大多亮社長が「必ず乗り越える」と社員鼓舞…中居正広トラブルの“調査対象”なのに前向きメールで物議
「港浩一前社長が行った最初の会見が記者クラブに限定した閉鎖的なものだったことから猛批判されました。そして、その直後に大多さんが開いた記者会見がオープンだった上、話せることを素直にすべて話したことで好印象をマスコミに与えたとの声もありました。そうしたことを受けて大多さんが自信を深めているというか、どこか気分を良くしていることが一斉メールから伝わってきます。悪いことではありませんが、この状況なのに前向き過ぎる感じもしますよね」(フジテレビ関係者)
■日枝体制下でプロデューサー人生を謳歌した大多氏
大多社長はプロデューサーとして、『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』などを大ヒットさせて“トレンディードラマ”を確立させた。その一方で、“フジテレビの天皇”と呼ばれる日枝久取締役相談役(87)が長らく同社社長を務めた時代に活躍した。
「そもそもフジは日枝さんがつくった『上向け上』というようなカルチャーが嫌で、優秀な社員が次々に辞めている。そのフジで役員にまでなった大多さんも日枝さんにお伺いをたてて、現場に口出しをするという典型的なフジ上層部の動きをしていたのは社員ならずとも知れ渡っています。まさにフジのカルチャーつくった中心人物のひとりです」(前出のフジテレビ関係者)