『御上先生』のアブない殺人犯役が話題…堀田真由“カメレオン女優”の「女優っぽくない」意外な素顔
好感度は高く変幻自在な表情を見せる
高倉氏は堀田をインタビューした時の印象について、2020年にも本紙にこう書いていた。
「『ふだんの堀田さんはどんな女性なのですか?』と聞くと『しゃべることが好きで、接しやすいみたいで、“女優さんっぽくない”と言われます』と笑いながら答えてくれた」
しかし、ひとたび役に入ると、どんな役にもなりきるのが堀田流。
「前クールの『若草物語』では可憐なヒロイン、そして今回の殺人犯という重い役までこなせます。通常、この手の役柄は、脇を固める演技力がある俳優が演じたりすることが多いのですが、彼女は、恋愛ドラマの主演もできれば、こうした難役もこなせる稀有な存在。同時に好感度は高く、『ゼクシィ』などCMでも活躍し、さらに『坂上どうぶつ王国』などのバラエティー番組では明るい素顔を見せている特異な存在です。明るくて社交的であるばかりではなく、普段は日記をつけているなど、思慮深さも持ち合わせていますが、2019年の『教場0』での謎めいた役柄を演じたことがターニングポイントになったと思います。ここ数年の成長は著しいと思いますが、これから年齢を重ねて、さらに今後の映画やドラマにかかせない存在になっていくに違いありません」(高倉氏)
好感度が高いのと同時にに、変幻自在の顔を見せる堀田の活躍は今後も続きそうだ。
◇ ◇ ◇
堀田真由のせっかくの好演が台無しだ。関連記事【もっと読む】堀田真由「若草物語」は《日本テレビの自虐?》の声も…「セクシー田中さん」問題への根強い不信感という逆風…では、放送局の日本テレビへの批判の声を伝えている。