榊英雄監督の女優への性加害は「有名な話」と関係者 告発された“悪の所業”は氷山の一角か

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 榊と知人で共演歴もあるという俳優の谷原章介(49)は、MCを務める「めざまし8」(10日放送、フジテレビ系)で「本当に残念でなりません」としてこう続けた。

「一役者、一家庭人、そして監督をしている立場として、優位的な立場を使ってそういった女性に対する性的な自分の満足、下心を満たすっていうのは本当にあってはならない」

■ワークショップで“女優の卵”を手ごめに

 さる映画関係者はこう話す。

「榊監督のワルさは関係者の間では誰でも知っている有名な話でした。今まで表沙汰にならなかったことが不思議なくらいですよ。ワークショップで“師弟関係”となった女優の卵に手を出すんです。女優として有名になりたいがために、たくさんの女性が泣き寝入りしてきたはずです。今回の件は“氷山の一角”だという声もあります」

 作品自体の評価は高く、榊の元を訪ねる女優は途絶えることはなかったというが、騒動は、榊に対する「#MeToo運動に発展しそうな気配だ。

 榊が監督した作品は、4月中旬にも、安田顕山田裕貴がダブル主演した「ハザードランプ」の公開が控えている。多くの女性を傷つけた罪は上映中止で済まされる話ではない。

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