著者のコラム一覧
荒木経惟写真家

1940年、東京生まれ。千葉大工学部卒。電通を経て、72年にフリーの写真家となる。国内外で多数の個展を開催。2008年、オーストリア政府から最高位の「科学・芸術勲章」を叙勲。写真集・著作は550冊以上。近著に傘寿記念の書籍「荒木経惟、写真に生きる。荒木経惟、写真に生きる。 (撮影・野村佐紀子)

<97>水着の女の子の写真に全部、名前と電話番号がついているワケ

公開日: 更新日:

寺山修司が「これは面白い、続けろ」と手紙をくれた

 あとで、「電話番号の半分は本物だった」って、寺山修司さんが言ってたんだよ。あの人、これ見て、女の子たちに電話したんだって。そしたら、半分ホントだったって、電話とか名前がね。イイよね~、寺山修司って。

 寺山さん、『ゼロックス写真帖』の頃から(1970年、連載20に掲載)、「これは面白い、続けろ」なんて手紙を毎回くれたんだよね(1935年青森県生まれの寺山修司は、劇作家、映画監督、詩人、歌人、作詞家など様々なジャンルで活躍。演劇実験室「天井桟敷」を主宰。1983年に47歳で死去。荒木は寺山の写真の師と言われる。1972年、電通を辞めた荒木に寺山から写真を教えて欲しいと電話があり、3回の個人教授を行っている)。

(構成=内田真由美)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」