J・フォスターも…人工授精で露骨になる女性の「精子選び」

公開日: 更新日:

 夫婦以外の卵子や精子を使った非配偶者間体外受精を実施している「諏訪マタニティークリニック」(長野県下諏訪町)が話題だ。

 同院では昨年末までの17年間に夫の実父から精子提供を受け、118人もの子供が生まれたという。無精子症など夫側の問題で子供を授からない場合、“少しでも夫と血のつながりのある人から精子提供を受けたい”“せめて自分の血のつながりのある子供を持ちたい”との夫婦の気持ちは分からなくはないが、いまの日本の風潮ではやはり特殊なケースだろう。

 むしろ、注目すべきは他人の精子を注入器により女性の子宮に送り込む非配偶者間人工授精により全国で1万人以上の子供が生まれていることだ。不妊治療に詳しい産婦人科医が言う。

「非配偶者間人工授精を望む女性の多くは切実に子供を授かりたい不妊治療中のカップルです。しかし、“夫はいるが、優秀な男性の精子を提供してもらい優秀な子供を持ちたい”という女性や“そこら辺りの、ろくでもない男の子供を産むくらいならちゃんとした精子提供者から子種をもらった方がマシ”“男はいらないが子供は欲しい”というシングルマザー希望の女性や同性カップルなども増えています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる