70代でガタがくる 40代で始める「健康寿命」延ばし方

公開日: 更新日:

「人間の多くは病気の遺伝子を持っていますが、発症するかしないかは個人差が大きい。高血圧の遺伝子があり、30代で発症したのに放っておいたら60代で重症化。脳卒中心筋梗塞で倒れたりします。一方、病院に通い、薬や食生活で節制している人は病気を抑えることができる。心がけ次第で健康寿命を延ばすことができます」

 米山氏によれば、健康寿命を延ばすためには40代から準備を始めることが大切だという。

「『ストレス解消』『食事は腹8分目』『1日40分ウオーキング』の3項目を心がけることが重要です。40歳になったら健康診断を受け、異常が見つかったら必ず専門医に診てもらってください。異常なしの人でも3年に一度は健康診断が必要です。足腰を丈夫にするには、50代から無酸素運動のスクワットと有酸素運動のウオーキングを組み合わせて体を鍛える。筋力を維持できるため年を取っても健康でいられます」(米山公啓氏)

 年を取ったあと、慌てても遅いということらしい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”