子供の「歯の矯正」 受診前に確認すべき6つのポイント
「世界中の矯正歯科専門医が必ず行う検査ですが、一般歯科医では、セファロそのものがないところが圧倒的に多い。必ず確認すべきです」
(2)精密検査を行い、それを分析診断した上で治療をしている
「これなしでは治療計画は立てられません」
トラブルを抱える患者さんは、前に通っていた歯科医院での資料はもちろん、カルテすらないこともある。「歯を抜かなくても治せる」というクリニックでは、最初に方法ありきのため、精密検査を行わないのでは――というのは、考え過ぎだろうか。
■トラブルが起こってからでは遅い
(3)治療計画、治療費用について、治療前に詳細に説明をしている
矯正歯科治療は自費診療で、それなりの金額がかかる。
「治療方針と費用は事前に話し、患者さん、医師双方が同意書にサインをして行うのが本来の形です。ところが、転医してきた患者さんに聞くと、『説明がなかった。“とりあえず”“その都度”と言われた』と答える人がかなりいるのです」