扁桃肥大、鼠径ヘルニア…夏休み“子に受けさせたい”治療

公開日: 更新日:

 扁桃は口蓋扁桃とも呼ばれ、のどちんこの両横にあるリンパのこぶを指す。扁桃はアデノイドと違い、成長によりやや縮小はするものの、大きいまま大人になることが多いので注意が必要だ。

「アデノイドは成長につれて縮小しますので、治療しないでいいように思えるかもしれません。しかし、睡眠中に分泌される成長ホルモンが十分出ない、また日中の集中力の欠如など成長の妨げになる、そう判断される場合は、治療が必要になります」(中尾院長)

 素人にはそのタイミングが分からないが、いびきが目安になる。正常な子供は大人と違っていびきをかかないという。手術日数の目安はアデノイド切除手術が3泊4日、扁桃切除手術は1週間程度だという。

■そけいヘルニアや近視進行抑制の点眼も

「飛び出した」という意味を持つ「そけいヘルニア」は、0~15歳の子供と、40歳以上に発症しやすい。太ももや足の付け根のそけい部に、しこりのような膨らみや腫れが生じ、こぶし程度の大きさになると痛みが伴う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”