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柴田真希管理栄養士

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。

サラダチキンvsゆで卵 ダイエッター御用達食材の落とし穴

公開日: 更新日:

 年末年始の暴飲暴食で、体重が気になっている人も多いのでは? 加えて、お財布の中身も乏しくなり、ランチの金額は極力抑え気味に……。

 そんな時、大いに役立つコンビニメニュー。主食におにぎりやサンドイッチを選ぶとして、何をプラスすればいいでしょうか? 今回は、ダイエッターに人気の「サラダチキン」と「ゆで卵」の対決です。

 サラダチキンは、蒸した鳥胸肉を食べやすく加工した商品で、最近はどこのコンビニでも販売されています。鳥胸肉は、低脂質、高タンパク食品の代名詞。こちらが「勝ち」と思った方も多いかもしれませんが、私はゆで卵をぜひ推したい。

 なぜなら、サラダチキンのあの柔らかい食感は、脂質や添加物などで作られているからです。一方のゆで卵はシンプルに調理されており、余計なものを摂取しなくて済みます。

 連日ゆで卵だと飽きますから、納豆、豆腐などでバリエーションをつけてもよいですね。

 ただし、おにぎり+ゆで卵(納豆、豆腐)では、バランスが悪い。お金はちょっとかかりますが、カップみそ汁、ヒジキの煮物やサラダなど海藻、野菜類の副菜と組み合わせると理想的です。定食をイメージすると構成しやすいでしょう。ご飯=おにぎり、汁物=みそ汁、主菜=ゆで卵、副菜=ヒジキ、というようにです。

 たまった脂肪は、早めに対策するのが一番です。「明日からダイエット」と思っていると、あっという間に1年が過ぎ、また忘年会・新年会シーズンを迎えることになります。

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