睡眠時無呼吸症候群の記者 「CPAP療法」3カ月の経過を報告

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■「歯」や「顔」に変化が

 3カ月ごとに定期検診に通っている歯科クリニックでも、CPAPの効果を指摘された。

 担当の歯科衛生士が歯石を除去しながら、「いつもより歯石が少ないし、歯の着色も見られない。歯磨きをがんばりました?」と尋ねてきた。

 とくに思い当たる節はなかったが、「そういえばCPAPを始めました」と答えると、歯科衛生士は「ああ、それですね」とうなずいたのだ。

 CPAPは鼻を覆ったマスクから空気が送り込まれるため、鼻呼吸をしなければならない。口を開けて呼吸しようとすると空気が口から抜けてしまうため、自然と口を閉じて鼻呼吸になる。

「口呼吸をしていると、口の中が乾燥して唾液が口腔内の隅々まで行き届かなくなります。唾液には口腔内を洗浄・殺菌する役割があるので、口呼吸の人は唾液の作用が働かなくなって歯石が付きやすくなったり、歯肉の炎症や虫歯を起こしやすいのです」(歯科衛生士)

 言われてみれば、目覚めたときに喉がカラカラに渇いていることがなくなった。CPAPの意外な効果を実感した。

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