半日遅れてたら死んでいた…冠二郎さん虚血性心不全を語る

公開日: 更新日:

 心臓の冠動脈が狭くなっていて、全身に血液を送り出す力が普通の人の半分ぐらいになっていたんですね。インフルエンザにもかかっていて肺炎を起こし、肺に水がいっぱいたまっていました。そりゃ苦しいはずです。

 そのまま個室の集中治療室に放り込まれて6日間、酸素マスクをつけ、血をサラサラにする薬や利尿剤などを点滴しました。テレビも本もない部屋で、管だらけで横になっていると、孤独感と「死ぬのかなぁ」という不安が募って、この時が一番ツラかったですね。

 入院から4日目に、右手首と右太もも付け根からPTCAバルーンカテーテルを入れて冠動脈を広げ、血の流れを再開する手術を受けました。痛みはまったくなくて、かかった時間は30~40分でした。すぐに一般病棟に移り、院内で歩行訓練などをして、2月5日に退院しました。

 今は半分くらい戻りましたけど、退院直後は体重が10キロも落ちて、「体力が落ちているから転ばないように」と注意されていました。それなのに2月10日の朝、ベッドから起き上がろうとした時に滑って尻餅をついて、背骨がゴキッ! 圧迫骨折でした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情