γ-GTPが100くらいなら減酒で改善 三日坊主を防ぐコツとは
「γ―GTPが100くらいまでなら、ちょっとした減酒ですぐに改善します。しかし、200や300ともなると、禁酒が必要です。楽しく飲み続けたいなら、折に触れて減酒することです」(西崎氏)
休日の家飲みを控えるケースに限れば、飲まずに寝る作戦もありか。
「晩酌する人の食事は、概してつまみがほとんどで米を後回しにしたり、食べずに済ませたりする傾向があります。もちろん、そういう食事になるのは酒を楽しむためで、それを逆手にとり、定食のような食事で酒を飲む余裕がない状態にするのです。満腹で眠くなったら、寝てしまえばいい。飲まないと寝つきが悪ければ、かかりつけ医に睡眠薬を処方してもらえばいいでしょう」(西崎氏)
医学的なアルコールの適量は、アルコール換算で20グラム。ビールは中瓶1本、日本酒1合、ワイングラス2杯。冒頭の男性の3杯は、適量を超えているが……。
「大酒飲みは、少しでも減らすことが大切。無理のない目標設定で、減酒を意識づけることが重要です」(西崎氏)
さあ、始めよう。