著者のコラム一覧
江部康二高雄病院理事長

1950年、京都府生まれ。京都大学医学部卒。高雄病院理事長(内科医、漢方医)。日本糖質制限医療推進協会代表理事。近著に「内臓脂肪がストンと落ちる食事術」(ダイヤモンド社)がある。

ランチは100%ハンバーグに唐揚げかエビフライをトッピング

公開日: 更新日:

「まずはご飯とパンを断るか、半分程度にしてもらいましょう。主菜にはステーキ、グリルを選択。ハンバーグは、つなぎにパン粉などのでんぷん素材が使われていますが、お肉100%なら糖質はほぼゼロなのでOK。コロッケやカニクリームコロッケは糖質過多なので避ける。揚げ物で糖質が少なめなのは、メンチカツ、ビーフカツレツ、唐揚げ、エビフライなどです(衣が厚すぎる場合は、外して食べる)。付け合わせのフライドポテト、マッシュポテトはでんぷんが多いのでパス。野菜サラダを追加し、主菜のカロリーが心配なときは唐揚げ、エビフライなど、もう1品を追加しましょう。クリームシチュー、ビーフシチュー、タンシチュー、グラタン、ドリアは糖質が多いので避け、カレーライス、オムライス、ハヤシライスといったご飯もの、スパゲティナポリタンなどの麺類はNGです」

 ハンバーガー店では?

「糖質が多いハンバーガー、ポテト、コーラの3点セットの代わりに主菜として選びたいのはフライドチキン(2個で糖質16~17グラム)やチキンナゲット(5ピースで糖質10~13グラム)です。副菜としてはグリーンサラダやコールスローサラダ。コーラの代わりにはコーヒーや紅茶をブラックかストレートで。糖質ゼロ系のコーラならOK。果物・野菜ジュースは糖質が多いのでパスしましょう。バンズの代わりにレタスでパテを挟んだモスバーガーの『モスの菜摘』シリーズなら糖質が12グラム以下なので食べてもいい」

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