強い水圧で使うと…トイレでお尻の洗いすぎは病気を招く?

公開日: 更新日:

 また、排便前に温水洗浄機能を使い、それを刺激にして排便し続けていると、次第に便意を感じにくくなり、温水洗浄の刺激なしでは排便しづらくなる可能性もある。

「強い水圧にすると、お尻が緩い人では、洗浄する水が肛門内に入ってしまい、それがまた出てきて、便漏れのような状態になることもあります」

 一方で温水洗浄機能によって、「便の汚れが落ちやすくなり、トイレットペーパーでゴシゴシこすらなくても済むようになった。結果的に痛みを感じにくくなった」と言う人も少なくない。

「温水洗浄便座を使うときに知っておいてほしいのは、正しい洗浄法です。日本レストルーム工業会では、肛門周囲に付着した汚れを落とすための目安の洗浄時間として10~20秒を推奨し、長時間の洗浄や習慣的に便意を促す目的での使用は注意喚起しています。強すぎない水圧にすることも必要です」

 さらには、トイレットペーパーに汚れがあまり付かないスルッとした理想的な便を出すように生活習慣を変える。1日1・5リットルの水分摂取と水溶性・非水溶性食物繊維の摂取、適度な運動などだ。

 正しく使おう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  2. 2

    大阪万博GW集客伸びず…アテ外れた吉村府知事ゲッソリ?「素晴らしい」と自賛も表情に滲む疲れ

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機

  5. 5

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  1. 6

    趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い

  2. 7

    竹野内豊はついに「令和版 独身大物俳優」となった NHK朝ドラ『あんぱん』でも好演

  3. 8

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  4. 9

    永野芽郁「鋼のメンタル」も文春砲第2弾でついに崩壊か?田中圭との“口裏合わせ”疑惑も浮上…CMスポンサーどう動く

  5. 10

    永野芽郁と田中圭は文春砲第2弾も“全否定”で降参せず…後を絶たない「LINE流出」は身内から?