もしや膵臓がん?早期発見へ知っておきたい8つのポイント

公開日: 更新日:

 ただし、禁酒などで膵がんの発症は減少する。

(5)膵嚢胞がある

 膵臓の内部や周囲にできる「袋」で、膵嚢胞の多くは良性である。しかし、膵管上皮から発生し粘液を産生して膵嚢胞を作る膵管内乳頭粘液性腫瘍は要注意。悪性のものもあり、また最初は良性だが次第に大きくなり、やがてがんになるものが出てくる。ほぼ無症状で、粘液で膵液の流れが妨げられたり、大きくなると、腹痛や背部痛が生じることがある。

「同じ膵管内乳頭粘液性腫瘍であっても、形態によって悪性化リスクが異なります。検査で形態を分類し、経過観察となります」

(6)喫煙習慣がある

「喫煙による膵がんの発症リスクは1・68倍で、1日の喫煙本数や喫煙期間によってリスクが高くなります。一方、禁煙してからの期間が長いほどリスクが減少します」

 糖尿病肥満、遺伝性膵炎に喫煙が加わると、発症リスクはより高くなる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  2. 2

    大阪万博GW集客伸びず…アテ外れた吉村府知事ゲッソリ?「素晴らしい」と自賛も表情に滲む疲れ

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機

  5. 5

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  1. 6

    趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い

  2. 7

    竹野内豊はついに「令和版 独身大物俳優」となった NHK朝ドラ『あんぱん』でも好演

  3. 8

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  4. 9

    永野芽郁「鋼のメンタル」も文春砲第2弾でついに崩壊か?田中圭との“口裏合わせ”疑惑も浮上…CMスポンサーどう動く

  5. 10

    永野芽郁と田中圭は文春砲第2弾も“全否定”で降参せず…後を絶たない「LINE流出」は身内から?