障害は社会の問題 手話が一般化すれば難聴はハンディにならない
難聴では、補聴器で聴覚を補うことはもちろん大切であり、有効な手段のひとつですが、同時に、周囲の環境やその周りにいる人も難聴に対する正しい知識を身につけ、難聴者が活動しやすい環境を整えることも求められるのではないでしょうか。
ほんの小さなことや少しの配慮から始めていけば大丈夫。難聴で言えば、ゆっくり正面から話しかける。話しかける前に合図をして、注意喚起してから話しかけるなど、ちょっとした工夫が環境を整えることになると思います。
まさに心のバリアフリーの実践です。
そのためにも差別を行わず、多様な人々とのコミュニケーションを行う力を磨き、障害を取り除く。
また、取り除くための手助けをする。これらが豊かな共生社会実現に向けて、今後ますます求められるのではないでしょうか。